2016年の世界選手権から。INTERCOOLERという装備の系譜。
INTERCOOLER — Heritage
2016年の世界選手権から。INTERCOOLERという装備の系譜。
INTERCOOLERは、いきなり夏の便利グッズとして生まれたわけではありません。出発点は、暑熱下のタイムトライアルで体温をどう管理するかという競技の課題でした。世界選手権、EUROBIKE AWARD、国内のアスリート、そして累計1,600枚。この装備が通ってきた道筋を並べます。
先に結論から
- 2016年カタールのロード世界選手権個人タイムトライアルで、ドイツ代表トニー・マルティン選手がINTERCOOLERのプロトタイプを着用し、史上最多4度目の世界王者になりました。
- 翌2017年、フルジップ型の初代INTERCOOLERが自転車業界の賞のひとつであるEUROBIKE AWARD 2017を受賞しています。
- 国内でもINTERCOOLERシリーズは累計1,600枚以上が販売され、トップアスリートの実戦でも使用されてきました。
2016 / DOHA出発点は暑熱下のタイムトライアル。
2016年10月、カタール・ドーハ。ロード世界選手権の個人タイムトライアルが行われたのは、10月とはいえ気温の高い環境でした。タイムトライアルは、集団に隠れることも、ペースを落として休むこともできない種目です。エアロダイナミクスのために身体は密閉に近い状態に置かれ、熱は逃げ場を失います。
この舞台で、ドイツ代表のトニー・マルティン選手はINTERCOOLERのプロトタイプを着用して走り、史上最多となる4度目の個人タイムトライアル世界王者の座を手にしました。
誤解のないように書いておくと、この装備が勝因だと言いたいわけではありません。勝敗は選手の能力と準備によるものです。ただ、世界最高峰の舞台で、勝ちにいく選手が体温管理のための装備を選んだという事実は残ります。冷却が我慢の対象ではなく、準備の一項目として扱われ始めた地点が、ここにあります。
※トニー・マルティン選手が着用したのはプロトタイプであり、仕様・形状は現在の製品版と異なります。
2017 / EUROBIKE製品として評価される。
翌2017年、フルジップ型の初代INTERCOOLERが、自転車業界の賞のひとつであるEUROBIKE AWARD 2017を受賞しました。
競技の現場で使われた装備が製品化され、業界の評価を受ける。この流れによって、INTERCOOLERは一部の選手向けの特殊な道具ではなく、一般に手が届く製品としての位置を得ました。現在のフルジップインタークーラーベスト2は、このフルジップ型の系譜を継いだモデルにあたります。
JAPAN国内の実戦でも使われてきた。
日本国内でも、INTERCOOLERは競技の現場で使われてきました。東京オリンピックの金メダリストである梶原悠未選手、日本縦断のギネス世界記録に挑んだ高岡亮寛選手も、実戦でINTERCOOLERを使用しています。
日本の夏は、湿度の高さという固有の難しさを抱えています。気温が同じでも、湿度が高いと汗の蒸発が進まず、身体は熱を逃がしにくくなります。気化冷却を使う装備にとっても、湿度は条件を厳しくする要素です。それでも国内の現場で使われ続けてきたのは、冷却面を身体に接した位置に用意しておくという構造が、汗まかせの放熱より安定するためです。
プロトタイプ着用
初代フルジップモデル受賞
(日本国内)
1,600 UNITS累計1,600枚という土台。
INTERCOOLERシリーズは、日本国内で累計1,600枚以上が販売されてきました。この枚数が意味するのは、単に売れたということではありません。1,600人以上の使用者から、実際の夏の現場を通した指摘が戻ってきたということです。
アイスポケットをフルジップラインにも載せる。冷却パネルを脇と腹部へ広げる。着丈を詰めてもたつきを減らす。ネックラインを浅くして、ジャージとのレイヤリングを整える。2で加わった変更は、いずれもこの土台から出てきたものです。
BRANDBIORACERとClannote。
BIORACER(ビオレーサー)は、ベルギー発のサイクルウェアブランドです。ブランド名は「Biomechanics(生体力学)」と「Racer(レーサー)」を組み合わせた造語で、選手のパフォーマンス向上を科学的に追求する姿勢を表しています。世界のプロチームやナショナルチームにもウェアを供給しています。
日本での展開を担っているのが、株式会社Clannoteです。サイクルアパレルの輸入卸、オーダーウェア制作、EC運営、業界向けCRM・POSの提供を通じて、自転車業界のDXを進めています。INTERCOOLERの日本国内での企画・展開も、この体制のもとで行っています。
MOVIE
にんにんサイクルさんのレビュー動画。
ロードバイク系の動画でおなじみの「にんにんサイクル」さんに、フルジップインタークーラーベスト2を取り上げていただきました。開封から実走まで通して映っているので、スペック表では伝わりにくい素材の質感、着脱のしやすさ、氷を入れたときの様子が確認できます。
動画・画像提供:にんにんサイクル/掲載許諾のうえ紹介しています
CHOOSE YOUR TYPE二つの着方から一枚を選ぶ。
冷却の仕組み(INUTEQ-PVA®の気化冷却+アイスポケット)は共通です。違うのは着方と冷却面積。ジャージの下に着る前提ならインナーベースレイヤータイプ、着脱の多い場面ならフルジップ型が向いています。サイズ展開はどちらもXS〜XLの5サイズです。
[JP LTD]インタークーラーベスト2
¥15,900税込
- 軽量ミニマルなプルオーバー構造(スリーブレス)
- 首元アイスポケット搭載
- ウェアの下に収まるインナーベースレイヤータイプ
[JP LTD]フルジップインタークーラーベスト2
¥19,800税込
- フルジップで着脱が完結。休憩中もすぐ脱げる
- 冷却パネルを拡大し、大型アイスポケットを搭載
- 着丈を短縮して取り回しを改善
サイズでお迷いの場合は公式サイズチャートをご確認のうえ、お問い合わせフォームからご相談ください。
FAQ実績についてのよくある質問。
プロ選手の使用実績はありますか?
トニー・マルティン選手が着ていたものと同じ製品ですか?
BIORACERはどんなブランドですか?
1,600枚という数字は何を指していますか?
初代モデルとの違いは何ですか?
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※本製品は医療用冷却具ではありません。発熱時や体調不良時の使用については医師にご相談ください。
※冷却の感じ方や持続時間は、気温・湿度・風速・運動強度など使用環境によって変わります。
※アイスポケットを使用する際は、氷が直接肌に触れないようご注意ください。長時間の同一部位への当て続けはお控えください。
※記載の販売実績・受賞歴はINTERCOOLERシリーズ全体のものを含みます。
※価格はすべて税込です。仕様は予告なく変更される場合があります。
※動画および動画内の画像は、にんにんサイクルさんの許諾を得て掲載しています。
※本記事はBIORACER日本総代理店・株式会社Clannoteが、公式仕様に基づき制作しています。
最終更新:2026年8月
