背中を冷やす一枚。真夏のライドを変えるINTERCOOLERの仕組みと使い方
Summer Cooling Guide
真夏のライドで体温を下げる鍵は「背中」にあります。氷を入れられるICE POCKETとPVA冷却パネルを備えた、日本限定 INTERCOOLER フルジップベスト2。Makuakeでの先行公開を終え、オンラインストアで販売中です。冷却の仕組みから使い方、サイズの選び方までまとめました。
01 — なぜ背中か体幹を冷やすと、夏のライドは楽になる。
暑い日に走ったあと、脚の疲れ以上に「身体全体が重い」と感じることがあります。強度を上げていないのに心拍が高い。集中が続かない。原因のひとつは、体幹にこもった熱です。
身体の深部にたまる熱は、パフォーマンス低下と熱中症リスクの主因になります。日本の夏は湿度が高く、汗が蒸発しにくいため、走行風だけでは放熱が追いつきません。そこで、大きな面積を持ち太い血管が通る背中まわりを、ウェア側から直接冷やします。

02 — 仕組み氷は強く、気化熱は長い。
INTERCOOLER フルジップベスト2の冷却は、性格の違う2つの仕組みの組み合わせです。
- PVA製クールタオル素材:保水力の高いPVA素材を冷却パネルに採用。水に浸して軽く絞るだけで、蒸発時に熱を奪う「気化熱」の原理で穏やかに長く冷やし続けます。電源も保冷剤も不要です。
- 首元のICE POCKET:コンビニのロックアイスをそのまま投入OK。太い血管が通る首まわりを強く冷やしながら、溶け出した冷水がパネルを湿らせ続けるため、水を足さなくても冷却の持続時間そのものが延びます。氷が「冷却の燃料」も兼ねる設計です。
- フルジップ構造:前開きだから着脱が一瞬。ジッパーの開閉で蒸発と保温のバランスを手元で調整できます。一枚目のインナーとしても、ジャージの上からの羽織りとしても使えます。

この冷却技術は机上のものではありません。2016年のUCIロード世界選手権個人TTでは、ドイツ代表トニー・マルティン選手がINTERCOOLERのプロトタイプを着用して史上最多4度目の世界王者に。初代フルジップはEUROBIKE AWARD 2017を受賞し、同様の技術はF1やツール・ド・フランスの現場でも採用されてきました。
03 — 進化初代から、全パターンを見直した。
フルジップベスト2は初代の小変更ではなく、首後ろから両脇まで全パターンをゼロから設計し直した最新モデルです。
13→18.5cm
34→38cm
62→57cm
大型化して新搭載
あわせて襟ぐりを深くして首元の干渉を抑え、インナーでも一体感のある着心地に。冷却面を広げ、着丈のもたつきを解消し、氷を使えるようにした——数字で見える進化です。
04 — 使い分けインタークーラーベスト2との違い。


| フルジップベスト2 | インタークーラーベスト2 | |
|---|---|---|
| タイプ | 前開きフルジップ | プルオーバー型ベスト |
| 使い方 | 着脱・温度調整を頻繁にする使い方に。休憩中の羽織りにも | ジャージの下に着っぱなしで走る定番スタイル |
| 向く人 | ロングライド・現場作業・こまめに調整したい人 | レース・トレーニングでシンプルに使いたい人 |
迷ったら、こまめに脱ぎ着するならフルジップベスト2、着たまま走り切るならインタークーラーベスト2、が目安です。
05 — 使い方準備は、水と、氷だけ。
- 水に浸す清潔な水に約1分間ひたし、PVAパネルに水分を含ませる。
- 軽く絞る水が滴らない程度まで、両手でやさしく水を切る。
- ジップを上げて着る直接、またはウェアの上に密着させて着用。気化冷却が始まる。
- ICE POCKETに氷首元に氷を投入して冷却を強化。着たまま補充できる。補給ポイントのコンビニで氷を買い足せばOK。
ロングライドのコツ:スタート前の待機時間から着ておく「プレクーリング」が効果的。走り出しの体温を上げすぎないシンプルな準備になります。
06 — 価格価格とラインナップ。
07 — サイズ選び身長×体重で、目安を出す。
気化冷却を活かすには、身体に密着するジャストサイズが前提です。身長と体重を選ぶと、おすすめサイズの目安と該当するチャートの位置がわかります。
Size Finder
身長×体重で、サイズの目安をチェック。
INTERCOOLERコレクションは身体に密着するベースレイヤー設計。下の2つを選ぶだけで、おすすめサイズの目安が出ます。
Recommended Size
身長と体重を選ぶと、おすすめサイズの目安が表示されます。
| 150 - 159cm | 160 - 165cm | 166 - 171cm | 172 - 177cm | 178 - 183cm | 184 - 189cm | 190 - 195cm | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 50 - 55kg | XS | XS | XS | XS | — | — | — |
| 56 - 61kg | XS | XS | XS | S | S | — | — |
| 62 - 67kg | XS | XS | S | S | M | M | — |
| 68 - 73kg | S | S | S | M | L | L | XL |
| 74 - 79kg | M | M | M | L | L | XL | XL |
| 80 - 85kg | — | L | L | L | XL | XL | — |
| 86 - 91kg | — | XL | XL | XL | — | — | — |
※上記はBIORACERのINTERCOOLER(トライアスロンライン)サイズ基準にもとづく目安です。密着するベースレイヤー設計のため、ジャストフィットを推奨します。
※2サイズにまたがる場合や表の範囲外のときは、お問い合わせフォームからご相談ください。詳しい実寸は公式サイズチャートもご参照ください。
08 — FAQよくあるご質問。
Q. どんな仕組みで冷たく感じるのですか?
Q. 氷なしでも使えますか?
Q. サイズ選びのコツは?
Q. 洗濯・保管方法は?
Q. サイクリング以外でも使えますか?
背中に氷。この夏の勝負着に。
世界選手権で実証された冷却技術の最新モデル。INTERCOOLER フルジップベスト2は、オンラインストアで販売中です。
フルジップベスト2を見る →※冷却効果は気温・湿度・風速など使用環境により変動します。ICE POCKET使用時は、氷が直接肌に長時間触れないようご注意ください。
※記載の数値は初代フルジップモデルとの社内比較によるものです。
