BIORACER ProtoLabのパッド試験機でテストされるビブショーツのパッド

BIORACER PAD / 1 OF 3

パッドまで自社でつくる
BIORACERのビブショーツ

この記事の要点

BIORACER(ビオレーサー)は、ビブショーツのパッドを自社で開発・製造し、ベルギーの開発拠点ProtoLabでテストしています。自社開発の試験機で耐久性と快適性を検証し、フランドルの石畳で実走して承認したパッドです。同じ開発拠点のウェアとパッドで、ベルギーナショナルチームが2024年のパリや世界選手権を走っています。

ビブショーツの座り心地は、パッドで決まります。生地や縫製がどれだけ良くても、サドルに座っている数時間を支えるのはパッドです。

BIORACER(ビオレーサー)は、そのパッドを自社で開発し、製造し、ベルギーの自社ラボでテストしています。ウェアのブランドでありながら、座り心地の要になるパッドにここまで開発の手間と投資をかけているブランドは多くありません。この記事では、BIORACERのパッドがどこでどうつくられているかをまとめました。

BIORACER ProtoLabのパッド試験機FEATURE特集 ビブショーツといえばビオレーサー
自社で開発・製造したパッドの全部

開発はベルギーのProtoLab

BIORACERの開発拠点ProtoLab
ProtoLab。エンジニアと縫製スタッフが同じ場所で素材選びから試作までを行う。

BIORACERの開発拠点ProtoLabでは、エンジニアと縫製スタッフが、素材選びから試作までを一貫して行っています。パッドも同じ拠点で設計と試作を重ねます。

ウェアとパッドを同じ開発チームが手がけるので、ビブの型紙とパッドの形・厚み・取り付け位置を一緒に決められます。パッドを後からウェアに合わせるのではなく、ウェアの一部としてパッドを設計しています。

テストは試験機と石畳の上で

BIORACER ProtoLabのパッド試験機
パッドの耐久性と快適性を検証するための、自社開発の試験機。

試作したパッドは、ProtoLabにある自社開発のパッド試験機で、耐久性と快適性を検証します。BIORACERのWAVEとVAPORは、この試験機でテストし、承認したパッドです。

試験機のあとは実走です。ベルギーのフランドル地方の石畳や、アルデンヌの急な坂。日本とは路面も勾配も違うヨーロッパのレース環境で、パッドを試しています。日本限定のVAPOR 2.0 SPSも、ベルギーナショナルチームなどのフィードバックを基に開発され、ProtoLabでのテストと石畳での実走を経ています。

BIORACER サイジング用のエアロフォームマネキン
エアロフォームのマネキンで、ライディングポジションでのシルエットとフィットを確認する。

製造も自社で

BIORACERは、パッドの製造も自社で行っています。パッドを自社でつくっているから、ウェアのサイズごとにパッドの大きさを変えることも、カスタムオーダーでパッドを選べるようにすることもできます。

パッドを自社でつくると何ができるのかは、シリーズ2本目の「パッドを自社でつくると何が変わるのか」で詳しく書いています。

ベルギーナショナルチームのパッド

2024年パリのロードレースで勝利したベルギーナショナルチームの選手
PARIS 2024
BIORACERのウェアで走るベルギーナショナルチームのタイムトライアル
TIME TRIAL
BIORACERのウェアで走るベルギーナショナルチームのシクロクロス
CYCLOCROSS
トラック競技で勝利したベルギーナショナルチームの選手
TRACK
世界選手権での優勝を喜ぶベルギー女子ナショナルチーム
WOMEN / WORLDS

BIORACERは、ベルギーナショナルチームのウェアを手がけています。ロード、タイムトライアル、シクロクロス、トラック。男女のナショナルチームが、同じ開発拠点でつくったウェアとパッドで走り、2024年のパリでも世界選手権でも勝っています。

トップ選手が何時間もサドルの上で戦うレースで使われているパッドと、同じ開発拠点、同じ素材から生まれたパッドが、CaLORSで扱うBIORACERのビブショーツにも入っています。

WAVEとVAPORは同じ素材から

BIORACERのロード用パッドの中心になるのが、WAVEとVAPORです。どちらも、共通の素材EVAPOR FOAMを芯にしています。EVAPOR FOAMは開放型の3Dウェービング構造のマルチデンシティフォームで、空気が通り抜けるので軽く、通気性が高く、乾きやすい素材です。

WAVEは体の輪郭に沿って立体成形したパッド、VAPORは多層のフラット構造のパッドです。4つのパッドそれぞれの違いはパッドの解説記事にまとめています。

よくある質問

Q. BIORACERのパッドは自社製ですか?

はい。BIORACERはビブショーツやエアロスーツに使うパッドを自社で開発・製造し、ベルギーの開発拠点ProtoLabの専用試験機と、フランドル地方の石畳の路面でテストしています。

Q. ProtoLabとは何ですか?

ベルギーにあるBIORACERの開発拠点です。エンジニアと縫製スタッフが、素材選びから試作、テストまでを行っています。

Q. ベルギーナショナルチームと同じパッドですか?

ナショナルチームのウェアと同じ開発拠点で、同じEVAPOR FOAMを使ったパッドを開発しています。チーム向けの仕様とまったく同じとは限りませんが、市販モデルのパッドも同じ拠点でテストし承認したものです。

Q. どのビブショーツにどのパッドが入っていますか?

EPIC BibshortsとSpeedwear Graphene BibshortsはWAVE、ICON Bibshorts・Icon Gravel Bibshorts・JP LTD EPIC BibshortsはVAPOR(JP LTDはVAPOR 2.0 SPS)、Seamless UndershortsはSMOOTHです。

BIORACERのビブショーツ 3つの記事

  1. パッドまで自社でつくる 開発・製造・テストの話いま読んでいる記事
  2. パッドを自社でつくると何が変わるのか 4つの違い
  3. パッドで選ぶ BIORACERのビブショーツ6モデル

※ 表示価格は税込です。パッドの仕様はBIORACERの公表情報に基づきます。モデルや年式により搭載パッドが異なる場合があります。掲載画像はイメージのため、実際の商品とは一部デザイン・仕様等が異なる場合があります。

10月 08, 2026