これが、ビブショーツの答えだ。EPIC BIBSHORTSを語る。
ビブショーツを選ぶとき、何を基準にしているか。価格、ブランド、見た目——それぞれあると思う。でも僕が最終的に行き着いた答えは「パッドを自分で作っているかどうか」だった。
BIORACERはパッドを自社開発している。これが珍しい。他のほとんどのブランドはOEMで調達する。自社で作れるから、価格を抑えながら性能を妥協しない設計ができる。ファクトリーブランドの強みが、ここに出ている。
ベルギーの石畳が生んだパッド。

BIORACERはベルギーのブランドだ。パリ〜ルーベをはじめとする石畳のクラシックレースが本拠地にある。あの路面でプロが何時間も走るためのウェアを作り続けてきた結果、パッドへのこだわりは並外れたものになった。
日本だけのVAPOR SPS。
体格に合ったパッドが選べる。

JP LTD EPICにだけ採用されているのがVAPOR SPS(SIZE PAD SYSTEM)だ。通常のVAPOR PADに加え、XXS・XSには特別なスモールサイズのVAPORが採用されている。日本人の体格に合わせてパッドのサイズ自体を変えるというアプローチ。世界でもここだけの仕様だ。
なぜこれが重要か。パッドがペダリングの動きを邪魔するか、しないか——それはパッドの性能だけでなく、サイズが体格に合っているかどうかにも左右される。日本人ライダーが本来のペダリング効率を出すために、BIORACERはここまで踏み込んだ。
この生地の吸い付き、語らずにはいられない。

さてさて、ここでしっかりと「EPIC BIBSHORTS」に採用されているHONEY WAVE生地の話をしなければいけないわけですが。
この生地、4方向にとっても伸縮率が高く、どんな動きにも追従します。吸い付くようなフィット感で体にまとわりつく。試した瞬間に「あ、これ違うわ~(笑)」とわかる感覚が、どんなに鈍感な人でも間違いなく来ます。
裾はシームレスグリップ。締め付けず、ずれず、長時間でも肌が痛くならない。全体の縫製も極力排除したシームレス設計で、どんな体格の人にも均一にフィットする。着てみるとわかっちゃいます——これは生地の話ではなく、パターン設計の話にも繋がります。
3モデルから選ぶ。
SMOOTH PADの26SS標準ラインと、VAPOR SPS仕様のJP LTD。
ビブショーツのパッドは外からは見えない。着ている本人にしかわからない部分だ。だからこそ、ここにお金をかけることには意味があると思っている。
そしてパッドを自社で作れるブランドがどれだけあるか?その数は非常に少ない。BIORACERはその一つ、ベルギーで石畳を走り続けてきた結果、パッドの設計思想が他と根本的に違う。
HONEY WAVEの生地感、シームレスグリップの裾、VAPORパッドの密度感——ぜひ一度試してほしい。これが答えだと思う。
これが、
ビブショーツの答えだ。
HONEY WAVE生地。自社開発パッド。シームレス設計。
ファクトリーブランドの本気を、この価格で。
— 編集者 K
