どーもKOTAです。

「マージナルゲイン」という言葉、皆さん聞いたことはありますか?

マージナルゲインとは、1%しか効果が見込めないような小さな施策を積み重ねることで、大きな成果を得ようとする考え方である。

BIORACERが現在スポンサードしているINEOS Grenadiersの前身となるTeam SKYが提唱したことで話題となった思考の一つ。コツコツが大切なわけです。

INEOS Grenadiersをスポンサードしてから急に出てきた新作なので、何らかの共同開発、フィードバックがあったのではないかと推測します。

ということで、BIORACERのSPDWRコレクションより、今季面白いアイテムが登場したのでご紹介。

こちらはいドン。

BIORACER
SPDWR エアロアームウォーマー【SPDWR CONCEPT AERO ARMWARMERS】 ¥7,400

BIORACERの代名詞とも言える空力素材「AirStripe」生地を大胆にもアームカバーにしちゃったアイテム。

今までの市場には秋冬に使える「アームウォーマー」や春夏に紫外線から身を守るための「UVカバー」は存在していました。

しかし、「エアロ」を追求したアームカバーはどこにもありませんでした。

そこで、コンマ一秒を争うレーサーの勝つためのブランドであるBIORACERはそこに着目。これまでジャージの袖とソックスに使用していた空力特性を活かした「Airstripe」生地をアームカバーにすることで、半袖ジャージを長袖エアロジャージに変貌させ、より空力効果を高めてご使用くださいませということです。はい。

このアイテム、入荷するまで私も首をなが~くして待ってたわけです。早速詳細をチェックしていきましょう。

全体像

普通アームウォーマーは筒状でややカーブが付いている程度ですが、「エアロアームカバー」は明らかに肘のポイントでパターンを「九の字」に曲げていることが分かります。

肘を曲げて乗車姿勢になった時に最適になるように設計しています。

上腕部分

上腕の袖口裏にはグリッパーが内蔵されていて、ずり落ちる心配はありません。余談ですが、こちらについている【タブ】ははさみで切ってご使用くださいね。

Mサイズで上腕の周長を図ってみると12cm×2=24cmほど。

私の上腕はグルリで31cmでしたが普通に伸ばして着用できたので平置き採寸24cm+10cmくらいは着用実寸で余裕ありそうです。

袖口

袖口はもちろん切りっぱしで、着用感の不快な要素はありません。裏には特にグリッパーなどはなく自然に着用出来ます。

手首の周囲は平置き実寸で7cm×2=14cm

僕の手首がグルリで17cmでしたがストレッチして余裕で入るので、ここも恐らく+5~7cm以内は許容範囲かなというところ。

着用

身長173cm 66kg/上腕31cm手首17cmでMサイズ着用。

ジャージ:PISSEI【PRIMA PELLE SHORT SLEEVE JERSEY】¥16,900
ベースレイヤー:PISSEI【ATTAQUE TANK TOP BASE LAYER】¥6,700


通常のBIORACERのUVカバーに比べて伸縮性は劣りますが、十分ストレッチは効いています。ただやはりタイトめなので少し慎重に手繰り寄せながら着用することをオススメしますね。

で、先ほども紹介しましたが、面白いのが肘の屈曲ポイントのパターンニング。ここをあえて曲げているので着用時は肘のポイントとその屈曲ポイントを合わせてから、上下の着用シワを調整。

で、特殊だな~と思いながらもつけてみましたが、実際の着け心地は思った以上に悪くないですw

ちゃんと腕を曲げる姿勢を取る時は何の違和感もありません。スムーズに曲がってくれて肘辺りが変に突っ張る雰囲気も感じません。

 

後日、実際にしっかり乗ってから実走でのインプレッションもしたいと思います。ちなみにUVカットも一応されるらしいですが、UPF表記は特にないので日焼け対策用としてはまぁボチボチ対策程度にお考え下さい。

マージナルゲインの一要素としての面白いアイテムです。ウェア開発で風洞実験施設を持っているBIORACERとしては、半袖より長袖の方が空力が良いことは証明されていますからね。

さてさて"現状"は、BIORACERにしかない唯一無二のオリジナルアイテムです。

ご興味のある方はぜひどうぞ!!

購入はこちらから

 

それではこの辺で!

"KOTA"

 

7月 27, 2022
タグ: BIORACER SPDWR