雨の中をRainy Jacket Fluo Yellowで走るライダー

冬の選び方ガイド

雨の日のロードバイク装備
撥水と防水は別のもの

文:編集部 K

この記事の要点

サイクルジャケットの「撥水」は水を弾いて染み込みにくくする加工で、「防水」は水を通さない素材のことです。BIORACERのTempestシリーズは耐久撥水(DWR)加工で、小雨や路面の跳ね上げを弾きますが防水ではありません。本降りや長時間の雨には、防水素材のRainy Jacket(5〜20℃・¥19,800税込)をジャージのポケットに入れて持ち出し、上から重ねます。足元はRain Shoe CoverかTempest Protect Shoe Cover、手元はTempest Protect Glovesで、雨で冷える順に末端から固めます。

どーも、編集者Kです。

皆さんは雨の日も外で練習しますか?

私はといえば、迫るレースがあればやらなくはないのですが、家を出るときに雨ならインドアに切り替えちゃうタイプ(笑)。なにわろてんねん。

ですが、走り出したあとに降ってくる、もしくはワンチャンにかけて走り出して一部の時間帯だけ降る、みたいなときは思い切って外ライドを楽しむタイプ。汗なのか雨なのか、走り出してしまえばよく分かりません。すでに走り出していると「まあ、もういいか」って気にもなりますからね。

とはいえ、対策を何もしないで出るということは絶対にしません。無謀とは違いますからね。

で、そんなとき、どんなアイテムをどれくらい準備しておけばいいの?というところを今回はご紹介します。気温帯ごとの基本装備は冬の服装 気温別早見表にまとめているので、この記事はその「雨の日の別枠」。それではいってみましょう〜。

撥水と防水の違い

撥水は、生地の表面で水を玉にして転がり落とす加工です。小雨や水しぶきの間は乾いた状態を保てますが、雨が強くなるか長く当たり続けると、生地の縫い目やジップから水が入り、やがて染みます。防水は、水を通さない膜や素材で作られたもので、本降りの中でも中まで濡れません。そのかわり、汗の抜けは撥水の生地より弱くなるので、ベンチレーションで逃がす設計になります。

撥水(DWR) 防水
仕組み 表面で水を弾く加工 水を通さない素材・膜
得意な雨 小雨・霧雨・路面の跳ね上げ 本降り・長時間の雨
汗の抜け 生地の通気がそのまま使える ベンチレーションで逃がす
BIORACERでは Tempest Light/Tempest/Tempest Protect/NIGHTvision Jacket Rainy Jacket/Rain Shoe Cover

TempestシリーズのDWRは後からコーティングしたものではなく生地に練り込まれているので、洗濯を重ねても撥水が持続します。それでも「防水ではない」という線は変わりません。本降りが読める日は、撥水のジャケットの上に防水を1枚足す、という組み合わせが基本です。

雨の強さで決める3つの組み合わせ

小雨・霧雨
出発時に降っている程度
Tempestシリーズのジャケットで走り出し、様子を見る。DWRが弾いている間は追加なし。足元だけ先にRain Shoe Coverを履いておくと、跳ね上げで靴が濡れるのを防げます
本降り
止む見込みがない
Tempestのジャケットの上にRainy Jacketを重ねる。気温が低い日は手元もTempest Protect Glovesなど防風メンブレン入りに。下りの前に着るのではなく、降り始めたら早めに着るのがコツです
雨上がり・路面が濡れている ジャケットは撥水で足りる。路面の水しぶきは下半身と足元に集中するので、DWR付きのビブタイツ(Tempest Light/Tempest Pixel/Tempest Protect Pixel)とシューズカバーで受けます

※ 使用目安温度は商品ページと特集ページの記載によるものです。雨の日は同じ気温でも体感が下がるので、気温帯の下限寄りで考えてください。

ポケットに入る防水:Rainy Jacket

Rainy Jacketは防水素材のレインジャケットで、使用目安温度は5〜20℃。折りたたんでジャージのバックポケットに入るので、天気が読めない日は「とりあえず持って出る」ができます。雨の中でも熱がこもりにくいベンチレーションとリフレクターが付き、カラーはBlackとFluo Yellowの2色、ユニセックスのXS〜XXLです。

Rainy Jacket Black 雨に濡れた胸まわり
Black/雨に濡れた胸まわり
Rainy Jacket Fluo Yellow ダブルジップ
Fluo Yellow/ダブルジップ

EDITOR K'S NOTE

薄くて軽く、防水性もしっかりしていて、風もかなり通さないので非常に便利です。Blackはクリア素材で中が透けて見える作りで、Fluo Yellowは視認性が非常に良いので、暗い時間が多いこれからの季節に重宝します。収納も小さくたためてバックポケットにしまえます。編集者Kは身長173cm・体重63kgでSサイズを着用。

雨で冷えるのは末端から

雨の日に最初に冷えるのは、指先・つま先・首すじです。体幹は走っていれば熱を持ちますが、末端は濡れると一気に体温を奪われ、ブレーキやシフトの操作に響きます。ジャケットの次に優先するのは、手元と足元です。

  • Rain Shoe Cover雨の日の足元用シューズカバー。路面からの跳ね上げを受ける部分なので、小雨の段階で先に履いておく
  • Tempest Protect Shoe Cover-6〜8℃/TEMPEST PROTECTファブリック+防風メンブレン+耐久撥水。冷たい雨の日はこちら。¥13,000(税込)
  • Tempest Protect Gloves-6〜8℃/PrimaLoft®インサレーションと防風メンブレン。濡れても断熱性能を保つ。¥17,800(税込)
  • Tempest Gloves0〜12℃/TEMPESTファブリック+耐久撥水。小雨程度の冬のトレーニングに。¥13,800(税込)

首すじは、ジャケットのハイカラーかネックウォーマーで雨の入り口を塞ぎます。Rainy Jacketを重ねるときは、内側のジャケットの襟を立ててから上を閉めると、首から入る水が減ります。

濡れたウェアのケア

帰ったらすぐに裏返して洗濯ネットに入れ、洗濯表示に従って洗います。界面活性剤の入っていない洗剤を推奨しています。泥や砂が付いたまま放置すると、生地の表面が傷んで撥水が落ちやすくなるので、その日のうちに洗うのが一番の手入れです。尖ったものや引っかかるものと一緒に洗わないでください。

Rainy Jacketは防水素材なので、洗ったあとは陰干しで。乾燥機や高温は避けてください。

雨の日のウェア一覧

Rainy Jacket Black 着用

Rainy Jacket Black

5〜20℃/防水・パッカブル

¥19,800(税込)

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Rainy Jacket Fluo Yellow 着用

Rainy Jacket Fluo Yellow

5〜20℃/防水・パッカブル

¥19,800(税込)

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TEMPESTファブリックの耐久撥水加工が水滴を弾いている様子

Tempestシリーズ ジャケット

5〜18℃〜-5〜6℃/耐久撥水(防水ではない)

¥25,800〜(税込)

特集ページで比べる

ジャケットの気温帯ごとの違いは冬の服装 気温別早見表で並べています。

よくある質問

Q. 撥水のジャケットだけで雨の日は走れますか?

小雨や短時間なら走れます。本降りや1時間以上雨に当たる見込みなら、上から防水のRainy Jacketを重ねてください。撥水は染み込みにくくする加工で、防水ではありません。

Q. Rainy Jacketは蒸れませんか?

防水素材に通気のためのベンチレーションを備えています。登りで暑くなったらダブルジップを下から開けて換気し、下りの前に閉めると、蒸れと冷えの両方を抑えられます。

Q. 雨の日はどの順番で装備を足せばいいですか?

シューズカバー、グローブ、レインジャケットの順が目安です。先に冷える末端から固め、本降りになったらジャケットを重ねます。

Q. 撥水は洗うと落ちますか?

TempestシリーズのDWRは生地に練り込まれているので、洗濯を重ねても撥水が持続します。泥や砂を付けたまま放置するほうが撥水を落とします。

Q. ビブタイツも雨対策が必要ですか?

路面の水しぶきは下半身に集中するので、DWR付きのTempestシリーズのビブタイツが受け持ちます。足元はシューズカバーで補います。

※ 表示価格は税込です。使用目安温度はメーカーの目安で、走る強度・風・雨で体感は変わります。掲載画像はイメージのため、実際の商品とは一部デザイン・仕様等が異なる場合があります。本国(ベルギー)からの取り寄せ商品のため、発送はご注文後 約7〜14営業日が目安です。

10月 21, 2026