画像提供:SL MEDIA

BIORACER_Japanでは、海外の舞台にチャレンジしているアスリートをサポートしています。わたしたちはアスリートが挑戦する姿を伝え、自転車競技に沢山の方が興味を持ち、競技への理解や認知度が広がってほしいと考えています。

2021年からBIORACERをチームウェアに採用いただいたDream Seeker MTB Racing Teamも海外の舞台にチャレンジしているチームのひとつ。チーム所属の北林力選手、北林仁選手、兄弟そろって現在フランスに滞在しワールドカップクラスレベルのレースにも挑戦しています。

UCI(国際自転車連合)登録をする日本発のオール日本人構成のプロフェッショナルMTBチームを設立した山本選手が、オリンピックを控えた7月に行ったインタビューを連載でお届けします。

目次

1)経歴について
・プロを目指したきっかけ
・12回の全日本チャンピオン獲得

2)ヨーロッパと日本の違い
・ヨーロッパは何もかもが違う
・日本でMTB競技人口を増やすには

3)クロスカントリーとは
・クロスカントリーの魅力
・競技としての魅力は迫力

4)Dream Seeker MTB Racing Teamの設立
・長野県松本市を拠点にした理由
・運営は大変それでも設立したわけとは
・チームの目標

5)後継者となる北林力選手、仁選手について

6)東京オリンピックに向けて
・今年第2子が誕生
・コロナ禍でトレーニングにも変化
・オリンピックでの目標、観戦する方へのメッセージ
・引退後のプラン

7)ビオレーサーのウェアはよくできている


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1. 経歴について

Q1:自転車をはじめたきっかけを教えてください。海外を拠点にプロになると早くから決めていたのでしょうか?

小さい頃から兄(山本和弘さん)と一緒に兄弟で、北海道のシリーズ戦に家族旅行もかねて出ていました。高校生になってから全国各地のレースにも出場するようになり、すぐに良い成績も残せるようになりレースが楽しくなってくるなかで、日本一になりたいと漠然と思い始めていました。

そして、高校3年生の時に初めて海外のスイス・ルガーノで開催された世界選手権のレースを経験したことが今の自分につながっています。このレースがわたしの選手生活の大きなきっかけだったと思います。

初めての海外でのレースは、マウンテンバイクに関するすべてがカルチャーショックでした。ヨーロッパの整った環境。自転車競技への理解とリスペクトがしっかりとあること。コースの難易度・観客の多さ・マウンテンバイク競技の人気が日本とは全く違いました。スイス国内ではテレビでライブ中継が流れ、コースの外には観客がひしめき合っている。日本では見たことのない光景でした。

『競技をやるならこういう環境でなければだめだ』この時、必ず海外で活動してやろうと思いました。この最初のインパクトが強かったのがプラスの方向に働いたと思います。あの場で走れる自分になりたい、そう思い描いて過ごすことで、海外を拠点にするという決断は早かったです。

 

Q2:2020年11月、ご自身最後の全日本選手権で12回目のエリートタイトル獲得し、6年連続12回目の全日本チャンピオンという圧倒的な強さですが、この現状をどう考えていますか?

結果として12回獲得していますが、自分としてはもちろん毎回勝ちたいと思っているし、日本チャンピオンというタイトルを持っていなければ海外での活動は始められないと考えています。その思いが根底にあること、毎回大切にレースを走っているから、12回の優勝という結果につながっているのだと思います。

これまで世界での最高成績は15位、ワールドカップではTOP10に入れませんでした。自分の競技人生としての目標を達成できなかったという想いは強くあります。わたしはオリンピック後は競技から去ることを公言していますので、その気持ちは、チームを作って若手を育成して自分が達成できなかった世界に連れて行ってもらいたい、一緒に達成したいという想いに強く表れています。

https://bioracer.jp/productlist/

近日公開予定

2)ヨーロッパと日本の違い >>


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