BIORACER_Japanでは、海外の舞台にチャレンジしているアスリートをサポートしています。わたしたちはアスリートが挑戦する姿を伝え、自転車競技に沢山の方が興味を持ち、競技への理解や認知度が広がってほしいと考えています。

先日閉幕した東京オリンピックで女子オムニアムで銀メダルを獲得した梶原悠未選手もその一人。オリンピック閉幕の翌週にさっそく銀メダルをもってご報告にいらっしゃってくださった2回目、オリンピック後についてうかがいました。

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<< 1)東京オリンピックでのレースについて

Q4:オリンピック後は予定は入っていますか?

8月いっぱいは休養にあて、9月にまた日本代表に合流する予定です。オリンピックという大舞台のダメージは勝っても負けても大きいので休むように言われています。モチベーションをもう一度高めるために、今は無理やりにでも休むことにしています。

Q5:今後学業はどうなりますか?

この後は大学に戻って修論の中間発表に取り組みます。また、大学のある筑波に戻った時に、ずっとお世話になったHI-BIKEさん(自転車販売店)にもご挨拶に行きます。HI-BIKEさんはずっとサポートしてくれていましたので、銀メダルの報告に訪れたらとても喜んでくれると思います。とても楽しみです。

大学の研究はリモートで行える仕組みができているので、当面は拠点は静岡のまま修士論文の執筆に取り組む予定です。私の出身校である筑波大学附属坂戸高等学校の文化祭があり、オンライン交友会に参加させていただくことになっています。

※インタビューは8月中旬に行いました。梶原選手はHI-BIKE様を訪れ無事銀メダルの報告をされたそうです。

Q6:レース終了後のインタビューとTwitterですぐに『パリオリンピックを目指します』とおっしゃっていました。競技を続けることは決まっていたのでしょうか?

ゴール直後、銀メダルを獲った喜びよりも負けた悔しさが押し寄せてきて、減速してバンクを走っている時にも涙があふれてきてしまいました。観客席で本当にたくさんの方が拍手を送ってくださった嬉しさもあったのですが、やはり悔しくて... トラックを降りてすぐのメディアインタビューで『パリで金メダル獲ります』と宣言してました(笑)

でも、少し時間が経って落ち着いてみると、やはり疲れたなという感覚はありました。しっかり落ち着いてどんな課題を克服していけば金メダルが獲れるのか、もう一度冷静に考えたいと思います。

Q7:ネイルアートはお母さまとお揃いのゴールドでしたね?

何と言いますか、覚悟の現れです。ウォーミングアップで下(手元)を見たときに、わたしは金を獲りに来たんだ!と奮い立たせるようにゴールドにしました。

Q8:会場に観客がいたのはモチベーションになりましたか?

会場に入った瞬間に、お客さんの熱気で会場の温度がトレーニングの時より5℃くらい高いと感じました。観客のみなさんがレースごとに拍手してくださってすごくうれしかったです。レース前の雰囲気がこれまでの世界選手権とは違っていました。

わたし自身、他の競技の日本の選手の方たちがメダルを獲っていく姿を見てとても緊張していましたし、プレッシャーもありました。自分も金を獲りたいという気持ちが強くなりましたが、母に毎日話を聞いてもらうことでメンタルをサポートしてもらい不安や緊張をぬぐうことができたと思います。当日は『楽しむ』ことをとても意識して走りました。いつもはすっとゾーンに入っていけるんですが、今回は笑顔を意識して作ることでゾーンに入ることができたように思います。

Q9:テレビ中継を見ていて改めて感じたのですが、大会の進行はとても早いですね。過酷だと思いました。

オムニアムは3時間で4種目を走ります。他の種目との間隔も20~25分しか空いてません。短い時間でクールダウンしてまたウォーミングアップをしなければいけません。スケジュールは念入りに計画を立てて挑みました。3種目めのエリミネーションレースを最後まで残って走って次の4種目めを走る、その練習も1年前からシフトチェンジして綿密に逆算して積み重ねてやってきました。

Q10:レース中にハプニングがあったそうですね?

ポイントレースの時、テレビで見ていて気付かれた方も多いと思いますが、他の選手がみなさん整列していたのに、わたしだけがなかなか出ていくことができませんでした。実は、ポイントレースの直前にヘルメットが壊れていることに気づいたのですが、替えのヘルメットが会場の外の倉庫にありました。すぐにスタッフの方が倉庫まで走って取りに行ってくださって、本当にぎりぎりで間に合ってスタートラインに立つことができました。本当に助かりました。

Q11:梶原選手は普段ご自身でメニューを考えてトレーニングされていますが、ナショナルチームのコーチとの関係はいかがですか?

現在のクレイグコーチは、メダルを獲った選手を何人も指導していらっしゃって、とてもコーチ歴が長い方です。とても信頼できます。コーチを信頼することはもちろん大切な事ですが、さらに選手自身が考えることが重要だと思います。コーチからもらったメニューを見たとき、『これは何の意図があってやるのだろう?』『どうやったら強くなるだろう?』『何を付け足したら自分の課題を克服できるだろう?』と選手自身が常に勉強し考え続けていくことが大切になると思います。コーチを信じるだけではなく、自分の事も信じる。人を信じることはパワーになると思います。

Q12:もう日本では敵なし、日本という環境では不足なはずです。今後どのレースに出るのか教えていただけますか? 

オリンピックは選手たちのレベルがかなり上がっていたと感じました。今後は海外のレースに積極的に参加していきたいと思います。

Q13:日本で梶原選手が走る姿を見ることはできますか?

全日本選手権は12月まで延期される予定ですが、海外でレースに出る場合、帰国したら2週間の隔離期間がありますので、日本での大会スケジュール次第になります。日本で走ることができたら、ぜひ応援よろしくお願いします!

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